あてにしちゃダメ
背骨の歪みを確認して、それを「真っすぐ」にする。
その一連の流れが「背骨矯正」であり「姿勢矯正」であるとしている院も多いです。
コンピュータを導入して画像化するサービスもあります(リースで結構高い。)
でも、カイロプラクティックを学んだ人間、医学を学んだ人間なら誰もが知っている事があります。
背骨の歪みは
あてにならない
何気にとても大切な事です。
知っておいて欲しい
これは是非、患者様に知っておいてもらいたいことです。
患者側がこれを「知っている」か「知っていないか」で先生側の説明が全く違ったものになってきます。
で、それは何なの?
ズバリ
背骨の棘突起は
先天性奇形がとても多い
つまり、背骨が綺麗にまっすぐの人の方が少ない(かもしれない)。
正常でも「背骨が歪んで見える人」が沢山いる。
つまり「真っすぐじゃないから歪んでいる」という仮説自体が曖昧だという事。
- 現象としては歪みがある
- 「だから異常である」という論理は乱暴
そして「歪んでいるから矯正で戻しましょう」はもっと乱暴。
「正常なのか異常なのか」の判断ができていないからです。
歪みより動きが大切
骨が歪んでいるかどうか。
それで「カラダの異常」を判断するのは無理です。
そこで「関節の動き」を判断することで「カラダの異常」を判断します。
- 骨が歪んでいるかどうか【×】
- 骨が動いているかどうか【〇】
この「歪み」と「動き」のダブルチェックをする先生は信頼に足ります。
治療家・院を選ぶ際にはぜひ、目安にしてください。