今は自然に身に付かない時代
昭和の時代は「カラダの使い方」は日常生活の中で十分に身につける事ができました。
不便だからこそ「カラダを使う必要があった」事で運動の幅と量が十分だったからです。
- 学校活動
- 職場での活動
- 家庭での活動
日常の中で「きっかけ」が沢山ありました。
今は違います
動く必要が無くなり、動く事が面倒だ、非効率だという時代です。
昔は自然とカラダの使い方は身に付き、十分な運動量と幅が確保されていました。
今は何もかもが足りません。
時代が機会を奪ってしまった。
この現実をしっかり理解してください。
普通に暮らすだけではもう「圧倒的に足りない」時代なのです。
子供の習い事が更に複雑に
カラダを学ぶ機会が無くなった。
それに対抗する手段として「子供の習い事」が増えました。
- 水泳
- サッカー
- 野球
- ラグビー
- ダンス
- バレー
実はこれらは更に子供のカラダを追い詰めます。
習い事はいずれも「専門教育」です。
特定の競技や種目に沿った指導が行われるので運動の幅は非常に狭くなります。
カラダの土台が足りていない子供達に、いきなり応用を教える為に「カラダの専門化」が進むのです。
特定の動きや練習の反復は「カラダの使い方」に偏りを生みます。
子供が中学校に上がるまでは的を絞らず、幅広い運動を確保してあげてください。
必要なのは「土台」
今の時代を生きる日本人に必要なもの。
それは土台です。
カラダを扱う基礎・土台が圧倒的に足りていない。
だからそれを1番初めに補う必要があります。