背筋は「伸ばす」ではない
本来、意識して伸ばすものではありません。
綺麗な姿勢を大切にする日本では、小学生どころか保育園、幼稚園から綺麗な姿勢を指導される事があります。
その流れのせいか「背中を反る」事で背筋を伸ばそうとする人が沢山います。
背筋を伸ばすのは意識しています
こういう方も多いです。
基本的に「背筋を伸ばす」という意識的な行為はアウトです。
背骨が不自然に反る・緊張する事で「見た目は綺麗」で「カラダは不自然」という矛盾を抱え込む事になります。
酷い場合は肩甲骨の間あたりにピリッと痛みが走るケースもあるくらいです。
「背筋は伸ばすものではない」
この事をまずは理解してください。
背筋は「伸びる」もの
自然と伸びるのが背筋。
背筋は意識的に伸ばしてはいけない。
だったらどうしたら良いのかという話になります。
答えは簡単で「背筋は勝手に伸びるもの」となります。
AI制御で自動的に背筋が伸びる訳ではありません。力学的に伸びる構造をしているのです。
詳しい話はここでは省きますが「背筋を綺麗に伸ばしたい」「綺麗な姿勢を作りたい」という場合は、背中を反って「無理に伸ばした姿勢」を作るのではなく、「背筋が伸びる」自然な姿勢を作り上げる事が大切です。
背筋伸ばしに背中を参加させると、背骨を痛める可能性がとても高くなりますのでご注意を。