【初めに】当HPの内容は全て院長個人の見解である事をご了承下さい。私自身が臨床を通して見てきたモノをお伝えしています。
【患者様からの質問】
Q:「痛み止めの常用は良いの?」
A:「おススメしません」
【解説】
毎日の服用は「腎臓」への負担が大きいです。私個人としては「肝臓」への負担も大きいと思います。「胃」も同様です。
よく、痛み止めの場合は「胃薬」もセットで処方されると思いますが、「薬」の影響を抑える為に新たな「薬」を処方するというのもカラダには負担になると思います。
薬の効果はそれなりに代償を払っています。それも「モノ言わぬ内臓」に払わせている状況です。
あくまで「その場を凌ぐ」という意味での痛み止めの使用はアリだと思いますが「痛み止め在りき」での生活設計は私はおススメしていません。
痛み止めが効いている間に、痛み止めが不要となる状況を作る事に力を注ぐべきなのです。
内臓は全て沈黙の臓器
昔は良く「膵臓は沈黙の臓器」と呼ばれていました。それが今では「肝臓は沈黙の臓器」とか「腎臓は沈黙の臓器」とも呼ばれる様になりました。
内臓は全て「沈黙の臓器」です。「痛くないし大丈夫」「血液検査で問題ないから大丈夫」とは思わない様にしてください。
「痛みが出る」「血液検査で異常が出る」とは内臓の負担許容が限界突破した状態ですから「初動が遅い」状態なのです。
血液検査は「内臓疲労度」を教えてくれる訳では無いのです。
そして薬を1日2~3回服用するという事は、1日3回の食事以上に内臓に負担をかけ続けているという事なのです。
更には
1日3回の食事は我々が思っている以上に内臓に負担であるという事をまずは知るべきなのです。内臓にも休息を与えてあげましょう。