【初めに】当HPの内容は全て院長個人の見解である事をご了承下さい。私自身が臨床を通して見てきたモノをお伝えしています。
元患者である施術家の方が間違いは少ないです。これは「技術」とは全く別の話になります。
嘘がつけない
元患者である立場から臨床へと歩を進めた人の多くは「あの時の自分を救いたい」という願いを抱いています。
自分が苦労をした分、次の誰かには少しでも最短距離を走ってもらいたい。躓いて欲しくない。知るべき事を知ってもらいたい。要は自分自身の経験が反面教師となるパターンです。実は私もその1人です。
そういったプロセスを経て施術家となった人は「嘘」がつけません。要は過剰な営業行為ができないのです。「患者様への裏切り行為」と感じてしまう為です。
この業界において「嘘が無い事」と「誠実である事」はとても重要なポイントです。
手間を惜しまない
患者上がりは手間を惜しみません。いや「惜しめない、惜しむ意味が無い」と言った方がいいかもしれません。
特に保険診療を巡り、最後に自費診療で健康を取り戻せた人程その傾向にあります。これも自身の経験がそのまま反映されていると言えるでしょう。当時の私もかなり彷徨ったものでした・・・
手間の大切さを「身をもって」知っている強み。
高単価・高回転率とは真逆の発想で患者様と向き合うのは「元患者」の特徴です。「ビジネス」というより「生業」として関わっている感じでしょうか。
私達元患者(特に重症者)は「手間を省いた施術」と「効率を重視した施術」、そして「流れ作業」を散々経験してきました。そして「手間を惜しまない施術」と「手間を惜しまない」と謳っているものの手間がかなり省かれた施術も経験しています。
「知っているからこそ、自分は惜しまない」
この選択をしたのが患者上がりの施術家なのです。