【初めに】当HPの内容は全て院長個人の見解である事をご了承下さい。私自身が臨床を通して見てきたモノをお伝えしています。
【患者様からの質問】
Q:「院長ヒストリーは信用できるのか」
A:「今はもう難しいです」
【解説】
今やどの治療院HPでも「マスト項目」となってきた「院長ヒストリー」について。実はこの項目を治療院HPに導入したのは当時業者だった私です。※詳しくは別記事へ
元々は辛い患者経験を経てこの業界に入ってきた先生の「私もあなたと同じだったんだよ」という「繋がり」を伝える為の内容でしたが、正直これは大成功でした。
ですが「大成功=患者様が集まる」となると当然「後追い」が始まります。そこから潮目が変わりました。
インフレが始まる
結論から言うと「人生を挫折した先生だらけ」になりました。
院長ヒストリーが「テンプレート化」され、
- 絶好調の最中に怪我
- 突然の挫折に絶望
- 院にて復活を遂げる
- 次は私が助ける番だ
日本全国でこういった「復活物語」が乱発したのです。それが「嘘か真か」は業者でない限りは見分けがつきません。※1
正に「言ったもの勝ち」となったのです。
情報から誠意が失われる
元々は「院長自身を知ってもらう」事から始まった院長ヒストリーですが、今や単なる「集客コンテンツ」と成り果てました。
これは最早「広告」に過ぎません。
「人となり」を伝える為のモノ(広報)が「人を集める為のモノ(広告)」になった今、そこに信頼は無いと言えるでしょう。
当院のヒストリー
当院も私のヒストリーを記事化しています。これは「私自身を知って頂く」為です。技術や知識、資格がどうこうではなく「私自身」を知って頂く。
どういう考えで取り組んでいるのか。何故、この様な施術になっているのか。私自身の自己紹介です。
「この先生は凄い」ではなく「そうか、こういう先生なのか」と私の内側を少しでも感じて頂ければ幸いです。
※1:見分けのポイントは割とあります。例)「ヘルニアで絶望した」先生の施術が30分程度など。