※あくまで私個人の私見となります。
データベース化が進んでいる
私が後進指導に携わり始めて一番強く印象に残っている事。
データベース化です。
個々人の「知識」の量は素晴らしいのですが「答え」に一定のベクトルがあります。
特に国家資格者の先生にその特徴が色濃く出てきます。
まるでデータベースにアクセスしている様な答え方なのです。
それはとても大切な事です。いわゆる「一次情報」と言えます。ですが、それは「AI」でできる仕事です。
私達人間はその先の「可能性を考える」という工程に進む事ができます。ヒトのカラダを判断する上で最も重要なプロセスです。
これが抜けている。スッポリと。
PDCAサイクルの欠落
私達の業界の基本。
それは「PDCAサイクル」あるいは「Stpdサイクル」です。
- P:仮説
- D:検証
- C:確認
- A:仮説修正
「Stpdサイクル」にするなら
- S:現状を把握する
- T:仮説を組み立てる
- P:具体的な段取りを考える
- D:実行・検証を行う
基本的にはどちらも同じです。
- 現状把握
- プランを練る
- 実行する
- 結果を踏まえて再検討
この繰り返しとなります。
この「1:現状把握」が決定的に浅い印象です。頭の中のデータベースに依存している。
徹底的に検査をする事で「目の前のカラダ」から聞き出すという行為が低く見られている。
いわば「時間の浪費」と受け取られているのです。
教えられたことを「暗記する」事がとても上手な人が多い。
そして「考える」という行為がとても特徴的。
「可能性の想像」がとても苦手。