※私の「現時点での結論」です。
加圧商品とカラダ
まず、加圧商品がカラダにどの様な影響をもたらすのか?
調べると様々な条件下で検証がなされています。
- テーピング効果がある
- 交感神経を活発にさせる
この2つは確定です。
- →先に結論
- 加圧商品の着用時には「交感神経の活発化」が常時発動します。
常に交感神経優位の状態は個人的にはおススメできません。
デメリットが多過ぎます。
- →テーピング効果の影響
- テーピング効果はカラダに様々な影響を与えます。
- 関節内の圧力を高める
- 関節の安定化に寄与する
- 筋肉の負担を減らす
- バランスを強制的に変化させる
- 交感神経を活発にする
この結果として様々な「実感」が生まれます。
- 痛みが改善する
- 関節の動きが改善する
- カラダが軽く感じる
- 疲労感が薄くなる
メリットばかりに感じますが、働きかけとしては「コルセット」と同じです。
カラダが「補助ありき」で適応すると今度は「廃用性委縮」の問題が起こります。
- →交感神経活発化の影響
- 交感神経の活発化はカラダに様々な影響を与えます。
- カラダを「闘争モード」へ
- 全身循環→局所循環へ
- 血圧が高くなる
- 心拍数が高くなる
- 内臓の働きが抑制される
- 筋肉が臨戦態勢へ
- 代謝が上がる
この結果として様々な「実感」が生まれます。
- 痛みが改善する
- 関節の動きが改善する
- カラダが軽く感じる
- 疲労感が薄くなる
こちらもメリットが沢山ありますが、問題は「長時間の維持ができない」という事です。どちらかというと「短期決戦型」の仕様に身体を切り替えると思って下さい。
加圧商品の是非
もう気付いた方がいるかもしれません。
「交感神経の活発化」
これは大丈夫なのかなと。
加圧商品を着用している限り「交感神経の活発化」は常時発動します。
私が知る限り、カラダを使いこなしている人は加圧商品を着用した瞬間に「力が抜ける」と仰います。
それは「正常なバランス」に「加圧」が割り込むからです。
繰り返しになりますが、私の「現時点での結論」です。
むくみ解消について
加圧商品の売りとして「浮腫み解消」があります。
あれは「加圧状態でカラダを使う」事で達成されると思って下さい。
- 加圧状態:外からの圧力が高い
- 運動状態:内側からの圧力が高い
内外で圧力が発生する為に筋肉がしっかり押し付けられ「筋ポンプ」機能が向上します。
筋肉が運動していない場合は「外からの圧迫」のみが機能している状態ですが、それが長時間継続されると「血流障害」に繋がるリスクが高まります。