2025年8月は当院初の娘との長期休暇(1日~31日)を頂戴します。※お盆予約は26年度分から承ります。

加圧商品について

  • 2024年12月2日
  • 2024年12月6日
  • 解説

※私の「現時点での結論」です。

加圧商品とカラダ

まず、加圧商品がカラダにどの様な影響をもたらすのか?

調べると様々な条件下で検証がなされています。

  • テーピング効果がある
  • 交感神経を活発にさせる

この2つは確定です。

→先に結論
加圧商品の着用時には「交感神経の活発化」が常時発動します。

常に交感神経優位の状態は個人的にはおススメできません。

デメリットが多過ぎます。

→テーピング効果の影響
テーピング効果はカラダに様々な影響を与えます。

  • 関節内の圧力を高める
  • 関節の安定化に寄与する
  • 筋肉の負担を減らす
  • バランスを強制的に変化させる
  • 交感神経を活発にする

この結果として様々な「実感」が生まれます。

  • 痛みが改善する
  • 関節の動きが改善する
  • カラダが軽く感じる
  • 疲労感が薄くなる

メリットばかりに感じますが、働きかけとしては「コルセット」と同じです。

カラダが「補助ありき」で適応すると今度は「廃用性委縮」の問題が起こります。

→交感神経活発化の影響
交感神経の活発化はカラダに様々な影響を与えます。

  • カラダを「闘争モード」へ
  • 全身循環→局所循環へ
  • 血圧が高くなる
  • 心拍数が高くなる
  • 内臓の働きが抑制される
  • 筋肉が臨戦態勢へ
  • 代謝が上がる

この結果として様々な「実感」が生まれます。

  • 痛みが改善する
  • 関節の動きが改善する
  • カラダが軽く感じる
  • 疲労感が薄くなる

こちらもメリットが沢山ありますが、問題は「長時間の維持ができない」という事です。どちらかというと「短期決戦型」の仕様に身体を切り替えると思って下さい。

加圧商品の是非

もう気付いた方がいるかもしれません。

「交感神経の活発化」

これは大丈夫なのかなと。

加圧商品を着用している限り「交感神経の活発化」は常時発動します。

私が知る限り、カラダを使いこなしている人は加圧商品を着用した瞬間に「力が抜ける」と仰います。

それは「正常なバランス」に「加圧」が割り込むからです。

繰り返しになりますが、私の「現時点での結論」です。

むくみ解消について

加圧商品の売りとして「浮腫み解消」があります。

あれは「加圧状態でカラダを使う」事で達成されると思って下さい。

  • 加圧状態:外からの圧力が高い
  • 運動状態:内側からの圧力が高い

内外で圧力が発生する為に筋肉がしっかり押し付けられ「筋ポンプ」機能が向上します。

筋肉が運動していない場合は「外からの圧迫」のみが機能している状態ですが、それが長時間継続されると「血流障害」に繋がるリスクが高まります。