あなたの軸は何ですか?
あなたは「対症療法」を目的としていますか?
それとも「根本療法」を目的としていますか?
それによって重視すべき検査の内容が変わります。
- →対症療法を軸にする場合
- 「痛みの再現検査」
- 「関節の可動域検査」
これで十分対応が可能です。
施術を通して検査結果に変化をもたらせば「納得」を得る事ができます。
- →根本療法を軸にする場合
- 「痛みの再現検査」
- 「関節の可動域検査」
検査自体は同じ流れで大丈夫ですが、そのプロセス全てでカラダの情報を引き出す必要があります。
- 動き出しの力の流れ
- 動きの中での力の流れ
- 前後左右の力のバランス
- 意識と無意識の協調性
- 自律神経の状態
- 姿勢制御の流れ
- キネティックチェーンの状態
- 自覚と無自覚の程度
実際にはもっと多くの情報を引き出す必要がありますが、より正確に言うなら「引き出す」ではなく「拾い上げる」です。
話題の「七夕の国」で例えるなら
- 引き出す:窓の外が見える人
- 拾い上げる:窓の外に手が届く人
つまり「決定的な差がある」という事です。
最近の傾向
元々そういった傾向はあったのですが、新型コロナ以降、SNS広告戦略の影響でしょうか。
対症療法的なアプローチで根本療法を実現したい、という先生が爆発的に増えた印象です。
この2つは「土俵が違う」と私は思います。