7.「変わらぬ腰」と「楽観視の院長」
気合と根性で名古屋へと戻った院長。
その翌日も「変化無し」の状況が続きますが、気持ちは何故か楽でした。
名古屋にいるなら、こっちのものだ
今からすると「何を言っているんだ君は?」と言いたくなる話ですが当時は本当にそう思っていたのです。
- 会社までは自転車で行ける
- 何とか仕事はできる
- なら私の勝ちだ
一体何と戦っているというのか。
名古屋にいるという安心感が院長をナチュラルハイにしていたのかな?と思います。※感覚的にはベースキャンプに帰還した気持ち
土日休めば治ってくれるさ
この期に及んでまだそう思っていた事。
それだけははっきりと覚えています。※自分に言い聞かせていただけ
新幹線の時点で「あ、これはヤバい」と気付いているのに「ちょっとこじれた腰痛」でいたかったのです。※まだ認める事ができていない
「土日を休む」という既に無力化された手札にすがり(何度目?)、月曜日には「いつも通り」出社しようとしていました。