10.院長、会社に報告する
座骨神経痛と邂逅した院長。
二足歩行どころか直立姿勢すら維持できない。出社とか言っている場合ではありません。
まずは寮の先輩に状況を確認してもらい(言葉では状態を理解してもらえない)、上司には電話で説明をしました。詳細は先輩に託して。
そこはベンチャー企業、仕事ができるなら場所は問わないという大変ありがたい返事を頂けました。
出社は無理でも仕事なら何とかなります。ノートPCがあれば何とかできる。よしいける。
仰向けなら余裕!
問題は「ビリビリ」です。
「こいつは一体何者なんだ?」
とにかく訳がわからない症状だったので、そこから始めるしかありませんでした。
今思うと結構冷静ですね。
自分に何が起こっているのか。仕事に取り掛かる前に「不明瞭な現実」を解決しようと動いたのです。